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SHO DENKIのビリビリ通信

皆さんこんにちは!
株式会社SHO DENKI、更新担当の岡です!
前回までは「スマートホーム時代の電気工事事情」をご紹介しました。
今回は、電気工事に欠かせない「安全対策」と、専門的な知識や技術を証明する「資格」についてお届けします。


①安全対策がなぜ重要なのか?

電気工事は、建物の快適性と機能性を決める重要な作業ですが、今後のは人体にも考慮して「電気」です。
感電や火災などのリスクが存在するため、作業には正しい知識と安全対策が重要です。

主なリスクと対策

【感電事故】

・絶縁工具や保護具(手袋・安全靴など)を使う
・作業前のブレーカー遮断・電源OFFの確認

【火災事故】

・過負荷や漏電を防ぐために
・老朽化した配線・機器の点検・交換

【高所作業による転落】

・安全帯やヘルメットの着用
・足場の確認・二重確認

いずれにしても、プロの現場では「安全第一」の意識と習慣づけが最大の防止策となっています。


②電気工事士とは?

電気工事を行うためには、国家資格である「電気工事士」が必要です。
大きく分けて、第二種電気工事士第二種電気工事士の2種類があります。

(1) 第二種電気工事士

・取得のしやすさ:初心者でも比較的チャレンジしやすい資格

・対応できる工事内容
:一般住宅や小規模店舗などの600V以下で受電する設備に関わる工事

・魅力
:基本的な電気工事全般を担えるため、就職や転職の際に有利

(2) 第一種電気工事士

・困難度が高い: 第二種の範囲に加え、大規模施設の電気工事にも対応できる

・対応できる工事内容
:ビルや工場など、高圧電気を扱う現場も含む

・魅力
:専門的な工事や管理業務監督など仕事の幅が広がり、キャリアアップに有利


③その他の関連資格

電気工事士の他にも、電気工事の現場で活かせる資格はいくつかあります。

・電気主任技術者(1種・2種・3種)
事業用電気設備の保安監督を行うための資格。施設管理や電気設備の保守などで必要となる場合がございます。

・消防設備士
火災報知器や自動火災報知設備など、防災関連の設備を扱う場合に取得が求められます。

・工事担当者(AI・DD総合種など)
通信回線やネットワーク設備を工事・維持管理する際に必要となる資格。スマートホーム化で需要が増えている分野です。

自分の目指す分野や得意分野を考えて、キャリアプランに合わせた資格取得を目指すと良いでしょう。


④資格取得の特典

・専門性の証明
資格があることで、知識や技術レベルを客観的に証明できます。

・キャリア
アップや役職アップにつながりやすく、将来の独立にも役立ちます。

・顧客から限界度向上
「有資格者が施工している」という安心感は、個人顧客・法人問わず大きなメリットとなります。


⑤実際の安全管理・作業フロー

プロの現場では、安全管理と効率的な作業フローを両立するために、以下のようなプロセスが徹底されています。

①事前調査・打ち合わせ
現場の電力や設備建物構造を事前に把握することで、リスクを最小化します。

②作業計画の割り込み
配線図の作成や使用機材の検討、安全対策(足場・ヘルメット・保護具など)の準備。

③施工・確認
作業中の安全ルールはもちろん、配線の誤接続や機器トラブルを防ぐために手順を厳守します。

④最終・点検運転
ブレーカーや漏電検知機能が正常に動作するかを確認し、完了。

⑤サポート
定期点検やメンテナンスで、アフター、長期的な安全性を確保します。


まとめ

電気工事には「安全第一」が絶対条件。
感電リスクや火災リスクなどを防ぐためにも、正しい知識とスキルを持った資格者による工事が必須です。
「電気工事士」をはじめとした国家資格は、業界で長く活躍するための強力な武器となり、またお客様にとっても安心の材料になります。


予告

次回・第5回は「実例から学ぶ、電気工事のビフォーアフター」を予定しています。
実際の施工事例をもとに、電気工事によってどのように生活が変わるのか、その実例を写真やポイント解説とともにご紹介いたします。


最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございます!
株式会社SHO DENKI、では、電気工事の現場で活躍していただける仲間を募集しています!

・未経験者の方へ
先輩スタッフの指導のもと、イチからスキルを身につけることが可能です。資格取得支援制度も準備しています!

・経験者の方へ
スキルを相談して即戦力として活躍できる環境をご用意しております。キャリアアップや資格取得でさらなる成長を目指します。

「安全で快適な暮らしを支える」やりがいのあるお仕事に、あなたも挑戦してみませんか?
興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

では、次回もお楽しみに!